金がなくても外車に乗りたい!

外車、輸入車好き!ボルボv50乗り!でも金は無いから、なんとかしたい!そんなブログ。

自動運転の先には。

日産はすでに、完全自動運転を公道で実証実験を行なっているし、小田急電鉄はタイムズカーシェアリングと組んで鉄道とカーシェアリングのシームレスな連携を始めている。
首都圏の人の移動は、今までの電車通勤型の移動から、どんどん車による自動運転にシフトして行くだろう。進化のスピードがあまりにも早い。数年前に、スバルがアイサイトで一歩先を行っていたが、今や軽自動車にも自動ブレーキが普通につく時代になった。技術のトリクルダウンが早い。あまりにも早すぎる。


10年後には、バスやタクシー運転手や、電車の運転士や車掌は無くなってしまうかもしれない。
物流の面で見れば、トラックの運転手も自動運転に取って代わられてしまうかもしれないし、さらに30年もすれば自動運転が完全に安全性を確立して、免許制度すら無くなってしまうかもしれない。
あまりにも激動の時代、IT化、AI技術の登場によって、技術の進歩があまりにも早く、素人にはまったくついていけない世界になってきている。空飛ぶ車なんて夢物語だったが、ドローンの技術の進歩で現実的なものになるかもしれない。

 

パワーウィンドウの登場でくるくる窓ガラスを開け閉めする取っ手はなくなり、ATの登場でマニュアル車は駆逐された。自動運転のお陰でステアリングとアクセル、ブレーキペダルが無くなる。なんてことになるのかもしれない。自分で操らなければ、エンジンフィールやカーブでの踏ん張り感みたいな、フィール、感、と言った主観的な要素はまったく一切不要になる。

内燃機関だろうが、evだろうが、水素だろうが、燃費が良くて静かで安全で安ければそれで良いということになってしまう。トヨタの豊田社長が言う、車をコモデティ化してはならない、という意味はこういうところにあるのだろうか。
"駆け抜ける喜び"は"駆け抜けさせる喜び"になってしまうのだろうか。

走って曲がって止まれば、車はそれでいいのか?車好きとしては、そういう状況にはして欲しくない。車に魅了され、オーラを感じたい。人生の伴侶になれる愛車でいて続けて欲しい。

 

あなたの乗る愛車がいつの日かスクラップになるとき、あなたの愛車は泣いてくれるか?別れを惜しんでウィンドウウォッシャーが滲み漏れてくるかもしれない。

あなたに乗ってもらえて良かったと、車に言ってもらえるようなオーナーになろう。僕たちは車と対話できる、最後の時代を生きているのかもしれないのだから。